占いとリーディング

私の三つの掟
1.他を肉体的暴力で傷つけない
2.他を言葉の暴力で傷つけない
3.他を自分の思い通りに操作しない

この3番目の他人を操作しないに、占いが当てはまってしまうことがあるので、私は占いをしません。

占いは、出た答えをもとに「あなたは○○な性格なのでこうするほうがいいです!」とか「今はやらない方がいいでしょう」とか断言しがちになることが他人を操作することになるからです。

操作とは、相手の心を思い通りの方向に導くこと。

私が「占いではありませんと書くのはここに理由があります。

占いとリーディングの違い

どんな占いでもそうですが、占いとは=出た結果を「あなたはとても頭の回転がいいですね」とか「あなたは生まれつき直感力が優れていますね」とか出た結果を先に相手に伝え、どんな性格か、どんな傾向に敏感か、どんな職業に向いているかなど十二分に説明してくれることだと思うのです。

受け側は、ただ聞いていて、「えー凄い当たってる」「よくわかりますね」「そのとおりです」って返事をしながら。自分ってどんな人間なの?どんな職業が向いているの?将来どんな方向へ行くの?って楽しく思い描きながら聞いています。

リーディングは逆に、出た結果を先にしゃべらず飲みこむことから始めます。
そして、相手に今の心の状態、日常生活、家族関係など世間話のように相手の話を聞くことから始めます。

それはまさに「観察」です。どんなことに歓びを感じるのか、悲しみを感じるのか、何か心に引っかかっていることがあるのか、これからどうしたいと思っているのかなど、言葉の端々からパズルのようにつなぎ合わせて行きます。

そう、相手にたくさんしゃべっていただくのです。
そして、心の奥へと思いを深めていくことを手助けするやり方です。

占いとリーディング、たとえ使う道具がおなじであっても、全く違うものです。

相手を誘導しない、相手を操作しない、この「しない」を実行するにはひたすら聞くこと(傾聴)が必要です。そして相手の気持ちに寄り添い、的確なキーワードを投げかける。

そのキーワードを見つけるのに最初に飲みこんだ結果が生かされて行きます。

自分で自分に気付く、自分と対話することのお手伝いがリーディングです。

そして、私はリーディングで人と寄り添うことを選びました。

以前オーラソーマにいらしたお客様が、こんな話をされたことがあります。

何年か前、凄く困っていてどうしていいかわからなくなった時、知人に勧められて霊能者って人のところに行ったんです。話し終って最後にどうすればいいか聞いたら、その方にこう言われたんです。
「私はどっちにするかのお答えはできません。それはあくまであなたがお決めになることです。」って、
えーー、だってそれを聞きたいから来たのになんでーって思いましたよ。

「人様の人生に介入することは許されないことですし、できません。」
そう言われて意味が解らなかったのですが、今初めてその意味がわかりました。

その方は占い師ではなく、人の心に寄り添うセラピストだったんですね。

最後に、占いを否定するものではありません。用途によって使い分けることが必要だと感じているのです。

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